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​Like throwing a pass
 

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「Like throwing a pass」

企画:egglife (asamicro)

共催:ST Spot

演出・構成・振付:asamicro

出演:・asamicro 

楽曲制作・演奏:小畑仁

舞台監督:熊木進

照明:久津美太地

音響:牛川紀政

美術:日原聖子

フライヤーデザイン:モトムラアヤコ

撮影:前谷開

[ラボ20 # 23]ラボ・アワード受賞者公演

 

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【作品内容】

 

asamicro主宰のダンスカンパニーegglife「海におはぎを投げる日」の続編として、立場と視点を変え、踊り倒すソロ作品、

「Like throwing a pass」

 

“私の身体の中にはきっと祖母がいる“

 

神奈川県のとある漁師町で育ち、仕事を生き甲斐に、歪に家族と関わりながらもキャリアと富を得てきた祖母。

網に大漁に掬い上げられた美しい魚たちとともに、漁師たちの家族を想う愛や、プライドが確かに存在していた。

 

昭和初期、漁師たちの安全祈願のため一年に一度、海におはぎが投げられる風習が実在した。

継承されることの無かったこの海おはぎ風習と共に、ひとつの家族の歴史は薄らいでいくのだろうか。

 

祖母が送り続ける不器用なコミュニケーションパスを、息子である父は受け取り方を知らない。

そしてその父の不器用な会話のパスを、私は未だ受け取り方を知らない。

 

あなたと分かりあう為に、あなたの鼓動を感じてみよう。

難解なパスを受け取る練習をしよう。

 

 

家族というひとつのチームが存在する時、逃れることのできない継承されてゆくものがある。

 

 

“私の身体の中にはきっと祖母がいる“

 

多様な家族の形や想いが存在し、自身のルーツを見つめた時、何処に向かい、何を選択し、明日、誰と繋がってゆくのだろうか。

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